イスラエル：エジプトへのラファトンネル50本が発掘される

2024/05/20 ｜2024/06/06

イスラエル5月17日、ガザ南部の都市ラファからエジプトに通じる50本の密輸トンネルを発見し、公表した。

国際司法裁判所で南アフリカが提起した大量虐殺疑惑からイスラエルを擁護したギラッド・ノーム弁護士は、国際的な親パレスチナ擁護活動の焦点であるラファで進行中の軍事作戦に発言の一部を捧げた。

ラファには、ガザ地区の他の場所からハマスの4大隊とその増援部隊が駐留していることに加えて、「都市の地下を走り、工作員、指揮統制室、軍装備品のための十分なスペースを提供する複雑な地下トンネルインフラ」が存在する。ノームさんは言いました。

「ラファでは 700 近くのトンネル立坑が確認されており、そこから約 50 のトンネルがエジプトに通じています。これらのトンネルはハマスが武器や弾薬を供給するために使用しており、人質やハマスの上級工作員をガザから密輸するために使用される可能性がある。」

ロイド・オースティン米国防長官との夜の電話会談で、イスラエル国防大臣ヨブ・ギャラントはラファ作戦について相手方に説明した。ギャラント国防大臣の事務所によれば、これまでのところ「いくつかのテロトンネルの破壊と、人質の捜索活動」が行われているという。」声明では隣国エジプトには言及しなかった。

専門家による分析
「イスラエルは、この地域の公然の秘密の一つをついにベールを脱いだ。それは、エジプト人がその真っ只中のムスリム同胞団を弾圧しながら、見て見ぬふりをしており、ハマスへの銃器密売で莫大な利益を得ている可能性が高いということである。」同胞団のパレスチナ支部。この情報開示はすぐにでも行われます。ラファには数十人の人質がいる可能性があり、その中にはおそらくアメリカ人も含まれており、彼らはエジプトのシナイ山脈に移送され、二度と会えなくなる可能性がある。米国はカイロに対する外交的・軍事的援助を利用して、カイロの二番勝負を阻止しなければならない。」 —マーク・デュボウィッツ、FDD CEO

「イスラエルは、この危機の間、エジプトが台無しにされることに辛抱強く耐えてきました。カイロがパレスチナ難民の受け入れを拒否した後（ガザ戦争を短縮するための一時的な措置だった）、エルサレムはラファ国境を封鎖するため、非武装化されたとされるシナイ州にエジプト軍の大規模な増援を配置することに同意した。そしてイスラエル人が得た見返りは辛辣なこと、そして最近ではハーグで彼らに向けられた不正疑惑に対するエジプトの支持だけだった。シシ大統領はポピュリストというよりはむしろ現実主義者であるはずだ。これを続けることはできません。」 — Joe Truzman 氏、FDD の Long War Journal のシニアリサーチアナリスト